夫の育休、第一四半期の振り返り

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夫の育児休職が始まって、丸3か月が終わった。第一四半期の終了だ。今日はこの3か月の振り返りについてまとめてみようと思う。

 

◆生活ペースについて

予定がない日の1日の生活リズム、1週間の予定の入れ方のペースがおおよそ整ってきた。生活リズムは、小さな子どもと生活する上でかなり大切なこと。何時に起こし、何時に食事を摂らせ、何時にお昼寝をどれくらいさせて、何時までに起こし、食事をさせ、お風呂に入れて寝かしつけるか・・・は、我々大人が心穏やかに過ごすためにはとっても重要なのだ。

なぜなら小さな子どもは、お腹が空くと極端に機嫌が悪くなる生き物。0歳児でもお腹が空いた状態だと、ここまで泣くか!?という位、延々と泣き続けて空腹を訴える。こうなると授乳をしてお腹を満たしてあげる以外、誤魔化しは一切きかない。自我の芽生え始める2歳前後の空腹も悲惨だ。こちらの要求を一切聞かずに、ひたすらグニャリグニャリとするか、泣くか、騒ぐか・・・だから機嫌を損ねる前にきっちりと食事の時間にしなくてはならない。お昼寝も同様。子どものグズグズ・イヤイヤでこちらのメンタルがゴリゴリと削られないように、完璧なタイミングを読む力が要求される。

失敗するとひたすら子どもにぐずられ、何にも手につかないという地獄が待っている。だからこそ、1日の生活リズムは大幅に崩したくない。

 

1週間の予定の入れ方も、だいたいペースが掴めてきた。どこもかしこも人が多くなる土日祝日はあまり遠くまでは外出しない。せっかく平日に家族の時間が取れるので、お出かけは平日にすることが多い。

子どもの習い事も始めたので、習い事がペースメーカーになっていると思う。

 

◆家事の分担について

こちらも3か月かけてようやくゆるく分担ができてきた。

我が家の場合は夫が主に食事の準備を担当してくれている。わたしは料理に苦手意識があるので、キッチンに入られることに抵抗がないし、やってもらえてとても嬉しい。元々そんなに料理らしい料理をお互いしてきていないので、料理のレベルは同じようなものだ。冷蔵庫の中身を見ながら、使いたい食材でレシピ検索。わたしはレシピを見ても調味料の量などちょっといい加減なところがあるけれど、夫はきっちりと分量を守るので、その分美味しい。そして手際もどんどん良くなってきている。料理の腕に差がつくのも時間の問題かな?と思っている。

掃除・洗濯は主にわたしが担当。そして育児は二人でほぼほぼ半分位の割合。

完璧にキッチリ平等に半分ずつ分担なんてあり得ないので、ゆるくテリトリーを決めて、お互いが大変そうだったり、手が欲しい時に手助けをする。これ位の分担でいいんじゃないかな?

 

◆育児休職を取り3か月を過ごしてみての感想(夫編)

質問してみた。

ペースも掴めてきたので、いまの生活に不満や苦になっていることはあまりないという。強いて言えば常に寝不足で疲れが完全にとれていない感じがするので、思いっきり寝倒したいとのこと。そうだよね、今、夜中に下の子が起きた場合はシフト制(23時〜27時/27時〜翌7時)でわたしか夫か、どちらかが起きて対応している。でも最近わたしは全然下の子が泣いている事に気づけず・・・結局、わたしのシフト(23時〜27時)でも夫が起きてミルクを与え、再び寝かしつけてくれていることが多くなってきたのだった。ごめん、これは気をつけないと。

「一人で食事に出たり、友達と飲みに行ったり、そういうことをしたくならないのか?」と聞いてみると、自分でも意外だがそういうことを思うのはたまのたまにしかないという。そっか・・・そうなんだ・・・(常日頃「一人になりたい!友達と飲みに行きたい!」と騒いでいるわたし。すみません。)

 

◆夫婦で育児休職をとり、べったり3か月を過ごしてみての感想(妻編)

これはわたし個人の感想になる。

夫も育休とってるの、というと、結婚している/したことのある人には、ほぼ100%「1日中ずっと一緒にいて辛くならない?!」と聞かれる。わたしは思ったよりも夫と子どもと一日中過ごすことが苦ではない。

正直なところ、もっともっと息の詰まる面倒な毎日になると思っていたけれど、夫がわたしの育児に対する考え方や掃除の仕方(雑)、家事の進め方(ムラがある)に、必要以上に干渉してこないことが息苦しくない大きな理由の一つだと思う。あれこれ指図されるとイライラしてくるので、適度に放っておいてもらえることが本当にありがたい。

 

もちろん、育児を分担してくれて本当に心から感謝をしている。この3か月の中だけでも、夫が育休中で側に居てくれてとっても助かった!と思ったことが何度もあった。特に自分が体調を崩して居て、子ども達のお世話が辛くて仕方がない時。初めて2人を連れて、1時間ほどかけて移動し、都内の人混みの中を歩かなければならなかった時も、夫が居てくれて心強かった。

 

3か月って、本当にあっという間だ。これをあと3回繰り返すと2018年は終わり、夫の育児休業も終わりを迎えるのだ。きっと本当に一瞬に感じられるくらい時間が経つのは早いんだろう。

次の第二四半期はハワイへひと月プチ移住という我が家にとって今年一年の中でも大イベントが待っている。第一四半期とはまた違った3か月になるだろう。1日、1日を大切に、今あるこの家族の濃密な時間を楽しみたい。

男性が育休を取る意味

 ツイッターで下記のようなつぶやきを見つけた。

 

 

なるほどなぁと思う。これは10〜20代の男性20名に実施したアンケートで、という前書きがあったが、この世代の男性に限らず、世の中の大多数はぼんやりとこんな感じに考えているのかな?と思った。

 

このツィートを夫にも見せ、「どう思う?」と話をした。最近一緒にいる時間が長いので、こんな風にちょっとしたテーマトークのようなことが出来るのがなかなか楽しい。

 

父親が育休を取る意味は、第一子の時と、うちのように第二子以降の時とで変わってくるように思う。

 

第一子の時には、もちろん産後の母体の休養のため。

家事を担い、極力床上げ(産後3週間で「床上げ」として一つの区切りと考える)までのんびりさせてあげる。そしてホルモンバランスが乱れるために精神的に不安定になりがちな新米お母さんのメンタルケアとして、まだ慣れない育児の不安など話を聞いてあげる役割も担ってほしい。

育児スキルの習得について母親と父親とで差を生まないため、という意味合いもある。いつ何時、お互いに何が起こるか分からない。母親が体調を崩すこともあるだろう。母親と同じレベルで育児スキルを身につけておくことで、そんな時の対応が出来る。リスクマネジメントだ。

また、せっかく自分の子どもが生まれたのだから「初めて」を沢山見てほしい。そういったメモリアルな場面に立ち会えるのも、育休で多くの時間を子どもと一緒に過ごせたからこその醍醐味だと思う。

 

第二子以降の時、特に兄弟児と生まれた赤ちゃんの年齢差が近ければ近いほど、物理的に人手が足りないので、父親も家事育児の戦力として物理的な人手補充のため、というのが育休取得の一番の意義だと思う。

家族の人数が増えているのだから、家事のボリュームは必然的に大きくなる。兄弟児がいた場合には、上の子のお世話もあるし、赤ちゃんに主役の座を奪われたようで寂しい思いをしているはずの上の子のメンタルケアも父親の仕事かもしれない。

まだまだ育休を取る父親が少なく、母親が「ワンオペ」で家事と乳幼児の育児をしている家庭がほとんどだと思うので、妻も夫も同時に育児休職を取得したら、家庭内で人手が余るという印象に繋がるのだろう。「育休中、ずっと一緒にいて何してるの?」「(わたしや夫は)何か習い事とか勉強したりしてるの?」という質問はわたしもよく受ける。

実際には母親が「ワンオペ」で家事育児を回している場合に、必ずどこかに負担がかかっているのだ。そして、そのどこかというのは大抵母親だったり、兄弟児だったりする。母親の体力が削がれていく、兄弟児が必要以上の我慢を強いられて寂しい思いをしたりストレスを抱えたりする・・・そういう中で「ワンオペ」家事育児はギリギリ成り立っているのだと思う。

 

そういった負担を軽減するために父親も育休を取って、家事育児を担うのだ。という理解が広まって欲しい。そりゃ、「ワンオペ」家事育児、やってる人が大勢いるのでやってやれないことはないのだろうけれど、それでも母親や兄弟児にそんな要らぬ負担をかけなくてもいいのじゃないかと思うのだ。

父親が育休を取得して、家事育児の一部を担って、兄弟児も父親の目が行き届いていれば寂しい思いが少しは減るかもしれない。みんなで均く負担軽減をして、クォリティーオブライフを高めよう、という考え方が一般的になればいいのにな、と思う。

 

夫もこの意見には完全同意。わたし達は夫婦で育休取得生活3か月目に突入しているけれど、時折家事育児の分担で小競り合いをすることはあれど、やっぱり家族全員、それぞれの負担は軽減されて穏やかに暮らしていられているな、という実感がある。

上の子の赤ちゃん返りもおさまってきて、とってもパパっ子。「パパと寝る!」と言って、わたしに執着しなくなった。

 

もちろん、自分たちの手元でじっくり子どもを育てて教育的付加価値をもたせることも可能かもしれない。この辺りはまだまだ模索中。方向性が定まってきたら、改めてまとめて書きたい。今の時点では物理的な人手の補充と、精神的な負担の軽減がメイン。

 

家事育児って思った以上に忙しくて、人手が必要で、一人で全てを背負いこむことはとても大変なんだということを若者に限らず、全世代の人に知ってもらうにはどうしたらいいんだろう。

 

 

一人で抱え込むなんて無理

ネットで悲しい記事を見つけた。 

19歳の母親が、1歳と0歳2か月の育児と家事を一手に引き受け、誰にも頼ることが出来ずに追い詰められて、衝動的に0歳2か月の子を強く揺さぶって死なせてしまったという事件。

  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00010009-saitama-l11

母親は午前4時ごろに起きて夫の弁当を2食分作り、午後7時ごろに夫が帰宅する前に夕食を準備。掃除、洗濯に加え、乳児2人の世話を一人でこなしていた。両親とは疎遠な関係で、夫の父は子どもを預かってくれることがあったものの、体調が悪いため頼りきれなかったとした。夫とはけんかが多く、一方的に強く言われていたという。

 

とにかく悲しい。今、2歳と0歳の子を持つ母親として、この人のおかれた立場を想像する。かなり厳しい状況に追い込まれていたんじゃないかと思う。 

朝の4時からお弁当作りに起きて、とあるが、そうなると2か月の赤ちゃんの授乳などで自分はほとんど眠れなかっただろう。日中だって1歳と0歳がいたら仮眠すらとることが出来なかったのではないか。睡眠不足は拷問にもなるほど、人の身体も精神も追い詰めていく。 

 

産後2か月ではまだまだ母体も本調子ではない。授乳は体力を消耗する。母乳は血液から出来ているからだ。わたしも現在、産後3か月だが、常に疲労がつきまとう感じがある。髪の毛や爪まで栄養が回らず、パサついたり切れたり、爪がかけたりも日常茶飯事。それほど栄養を赤ちゃんにとられているのだろう。たとえ19歳と言えど、それは変わらないと思う。貧血に近い状態で、睡眠やちょっとした休憩も取れないままに家事と年子育児に追われる、身体も相当キツかったはずだ。 

彼女には頼れる人もいなかった。安心して里帰り出来る実家も無ければ、誰かに手伝いに来てもらえるわけでもない。夫もずっと仕事で、産後すぐから「ワンオペ」状態だった。

 結果的に子どもを殺めてしまったことは決して許されることでは無いけれど、彼女を「ひどい母親」だと責める気にはどうしてもならない。責められる人はいないと思う。誰も、彼女と彼女の次男を助けてあげられなかった。その事こそ考えるべきポイントだと思う。 

 

夫は、子どもの父親は何をしていたのか。

おそらく仕事が忙しかったのだろう。せめて次男が落ち着くまで、気軽に育休取得や時短勤務が選択できる社会であれば結果は違ったのでは、と思う。 

職場の周囲の人たちの理解、休職中の給与保障(専業主婦や、パートタイムから妊娠出産を機に退職したシングルインカムの家庭などでは、夫まで育休を取得することで家計が逼迫するという不安は大きく、取得に踏み切るのは容易くないだろう)…男性が育休や時短勤務を決断するにはまだまだハードルの高い社会なのが残念だ。 

次男が亡くなり、妻が有罪判決を受けた今、夫は何を思うのだろう。

家族のサポートのない母親が気軽に育児サポートを受けられる仕組みは利用されていたのだろうか。

 自治体によっては「ファミリーサポート」と言って、サポートすることをかって出てくれる協力会員とサポートを願い出る依頼会員とのマッチングがなされる取組を導入しているところもある。(この事件があった埼玉県新座市にもどうやらあるようだ) 

 

わたしも以前住んでいた地域の自治体にファミリーサポート制度があり、実家が遠方なこともあり登録をしたいと考えていたことがある。でも、しなかった。

なぜかというと、手続きが煩雑だったからだ。 自治体によるのかもしれないが、大まかな流れはこうだ。 

  1. 説明会などに参加し、制度について説明を受ける(説明会へ子どもを連れて行く?預け先も無い。でも子どもを連れて出かけるのも一苦労だ・・・) 
  2. 申込みを行い、協力会員のマッチングをしてもらう 
  3. マッチングされた協力会員と面談する
  4.  サポートしてくれる協力会員決定
  5.  何かあった時に依頼をする 
  6. 協力会員の都合が良ければサポートを受けられる

 

サポートしてもらえるのは以下のような内容(新座市のHPより)

・保育施設までの子どもの送り迎え
・保育施設の保育開始時間まで及び保育終了後の子どもの預かり
・学校の放課後及び放課後児童保育終了後の子どもの預かり
・病院に行く間などの子どもの預かり
・急な用事及び兄弟、姉妹の行事等参加する時の子どもの預かり
・リフレッシュのための子どもの預かり
・その他、子育てに必要な子どもの援助。(家事支援は行いません。)

※子どもが病気時の援助活動は行いません
※ 援助活動は、協力会員又は両方会員の自宅で行うことが原則です

 

なかなかに、手続きも多ければ精神的なハードルも高いのだ。もちろんボランティアではないので、時間単位で料金を支払うことになる。ちょっとお願いしたいな・・・と思っても料金がネックになることもある。(新座市では基本的に700円/1時間)自分が「頑張りさえすれば」この料金分のお金は節約できる、そう考える人も少なくないだろう。

一時保育という制度もある。保護者の短時間勤務や就学、傷病・出産・介護などの為に一時的に保育園に入って保育を受けることの出来る制度だ。これも多くの自治体にある。検索してみると、新座市にもあった。
わたしは一時保育を利用したことは無いけれど、周りで利用している人・利用したい人の話を聞いていると、こちらもなかなかハードルが高いと感じてしまう。

まず、利用枠が少ない。利用する為には保育園と直接やり取りすることになるのだが、大体のところが定員が一桁だと言う。当然抽選になる。
またこちらも利用料がネックになる場合も多い。新座市の一時保育の利用料は2000円/1日。半日の場合も1000円かかる。簡単にホイホイと預けようとは思えない金額だ。こういった行政の制度を、本事件の母親は利用していたのだろうか。推測になってしまうが、おそらく利用できていなかったのではないかと思う。


制度を使う為には情報収集が欠かせない。また都度申し込みも必要になってくる。ところが乳幼児育児中になると、その情報収集のための検索するささやかな時間さえ取れないことの方が多い。また問い合わせの電話をすることすら難しい。

制度の案内は母子手帳交付の際、母親学級、出産のための入院中の助産師指導、また退院後の地域の新生児訪問の際に行われている。しかし、日々の忙しさに押し流されて、ついつい申し込みや利用登録を忘れてしまうことが多い。使いたい、必要だ、と思ってすぐ使えるわけではないのだ。

 

出来れば、地域の新生児訪問などの時に、周囲からのサポートが受けにくい家庭の母親はその場で利用案内を受けたり申し込みを済ませられるようにしておくのがいいのではないだろうか。
一時保育の枠など、優先的に取ることが出来るようにし、子どもを預けて母体をしっかり休養できるように日時までセッティングしておくことができれば、今回のような事件はあらかじめ防げたのではないか。

利用料にハードルを感じるような場合は、行政からの助成や利用料免除などの援助があると、利用率も上がり母子のセーフティネットになり得るように思う。

 

どんなに出来るスーパーマン/スーパーウーマンだって一人で全てを背負いこむのは到底無理なことなのだ。時間は有限だし、自分の体は一つしかないのだから。自分の手から余って溢れそうなものは、周囲に掬って助けてもらうか、諦めて捨ててしまうより他ない。

 

この母親はきっととても真面目な人だったんだろう。子どもたちにとっての「いい母親」、夫にとっての「いい妻」になろうと毎日必死で頑張って、頑張って、頑張って、そうして追い詰められてしまったのだろう。
捨ててしまえば良かったのだ、お弁当作りなんて。今のうちは諦めてコンビニで買うなり、お惣菜にするなりなんだって出来たはずだ。育児が落ち着いてから徐々に再開していく、ということで良かったのだ。

 

高山裁判長は判決後、「二度と起こさないために夫との関係が一番大事。しっかりと話し合っていい関係をつくって」と説諭。家事については「何でも完璧にやる必要はない。あまり気を張らずもう少し子育てを楽しんで」と述べた。罪の意識にとらわれ過ぎることを心配し、「次男はあなたを決して恨んでいないと思う。長男を温かく育てて」と語り掛け、目元を拭った。

 

こんな美談のように書かれているけれど・・・これから先も母親はまだまだ幼い長男を抱えて地獄の日々が続くのだ。1歳より2歳、2歳より3歳・・・と年々育児の難易度は上がっていく。長男が言うことを聞かずに駄々をこねた時などに次男との事がフラッシュバックすることもあるだろう。「子育てを楽しむ」余裕なんてこの先、ありえないのだ。周りが言うのは簡単、でも当事者には一番言われたくない言葉だったんじゃないだろうか。

 

これから先、同じような悲しい事件を起こさない為に。二度とこんな辛い思いをする親子が出ないように。もっともっと、周りが手を差し伸べていかなくては。そのための制度の見直しと充実がはかられていく事を願ってやまない。わたしに出来ることはなんだろう。

写真が溜まる。どんどん溜まる。その2

子どもが生まれてからというもの、ひたすら写真を撮り続け、その整理の仕方に悩んでいるという話を以前にした。今日はその続き。

しまうまプリントはとても良かった。アプリでサクサクっと写真を選びレイアウト。安価でもしっかりとした作り。紙の質感も悪くない。仕上がって届くまでも早い。気に入って、上の子の写真を毎月30〜50枚ほども選んでひと月毎にフォトブックを作った。2歳になるまで、2年間続けた。

でも・・・やっぱり日々本当に自由になって集中して作業できる時間が皆無の今、毎月のフォトブック作製はなかなかハードルが高く、また変なところで完璧主義の傾向があるわたしは、「やらなければいけないし、やりたいのにできていない事」が積み重なっていけばいくほどストレスを感じるようになっていた。そう、要は「フォトブック作りたいのに、作れない自分がムカつく!」という状態に。
これは精神衛生上あまりよろしくない、と思い2歳になったのを機にやめてみた。また時間的な余裕が出来たら続きを作ればいいのだ。老後の楽しみにしてもいいかもしれない。それでも流石に何もプリントアウトされたものが残っていないのも・・・と思い、新たなサービスを試してみることにした。

 

その名も「ALBUS(アルバス)
いつもインスタグラムをチェックしている、とても素敵な写真を撮られているインスタグラマーさんが複数「使っています!」と投稿されていたもの。毎月8枚、プリントアウトしたい写真をアプリで選ぶと、無料でましかくにプリントアウトしてくれるというもの。専用の正方形のポケットが付いたアルバムに、付属のマンスリーカードと共に収納するだけで、毎月の写真整理があっという間に簡単に出来てしまう!というのがウリの写真プリントサービスだ。

 

わたしがALBUSをおすすめする3つの理由

  1. マンスリーカードと専用アルバム

1800円で専用アルバム(片面6枚、20ページ構成。120枚の写真を収納できる)を購入。初めは「アルバム1800円もするのか・・・」とちょっと躊躇するのだが、これがとてもいい。布張りのきちんとした作りのもので、写真の枚数が増えるとリフィルでページも増やせるようになっている。正方形ポケットのアルバムはこれまでLOFTなど探しても見つけられたことがない。よって専用アルバムは必ず買うことをおすすめします。マンスリーカードが付いてくるので、見開きの左上のポケットにマンスリーカードを入れ、その隣からプリントアウトした写真たちを収納するだけで、時系列に整理ができる。とっても簡単!便利!

     2.  リマインダー機能

当月1日から、前月分の写真を選んで注文することが出来るようになるけれど、「◯月分の写真がご注文いただけるようになりました」とリマインドしてくれる。これが密かに便利で、この通知が来た時にサササッと写真を選んで手配するとモレがない。継続することも出来て「忙しすぎて◯月から×月までの写真、全く整理できていない〜泣」ということがなくなる。変なところで完璧主義のわたしにとてもありがたい機能だ。

      3.  非常に安価

毎月8枚までは無料でプリントしてくれる。配送料は税込216円。専用アルバムの見開きが12枚で、内1枚はマンスリーカードを入れるので、わたしは毎月11枚をオーダーしている。8枚以上の追加プリントは20円/枚。実に300円以内で見開き1ページ分が出来上がるのだ。非常に安価にプリントから配送までしてくれるのもとてもありがたい。

友だち紹介特典で、1アカウント紹介する毎に1枚ずつ、無料プリントの枚数が増えていくのも地味に嬉しい。

 

ALBUSにしてから、サクッと前月分の写真の中で気に入ったものをピックアップして、オーダーして、届いたものをアルバムにおさめて…という簡単ステップで写真の整理を出来るようになった。

どの写真を採用するのかピックアップするのに(わたしは)30分ほど。オーダーしてからプリントが手元に届くまでが10日ほど。(…と書いてあるけど、1週間くらいで届いている)プリントをアルバムにおさめるのには3分もかからない。この手軽さ、素晴らしい!

 

子どものいる家庭だけでなく、ぜひカップルの思い出や、ペットの可愛い姿をまとめるのにもおすすめ。写真を撮るのが好きな人は作品のアーカイブにもなるかもね。

 

ALBUS|大切なアルバムがいつのまにかできていく、毎月無料の写真プリント
http://albus.is/store
無料プリント枚数が1枚増えます(招待コード:MS67)こちらの招待コード、使うとあなたも無料プリントか8枚から9枚に増えます!

夫の1日

夫が育休に入ってからよく聞かれること、「1日どういう風に過ごしているんですか?」。やっぱりどんな生活を送るのかイメージしにくいし、1日の流れは興味深いらしい。ということで、夫のとある1日を洗い出してみた。これから育休を取ろうかなと検討している人の参考に慣ればいいな。


8:00 起床
これは2歳の上の子が起きる時間。一緒にベッドを出る。

8:30 朝食準備
本当に簡単にだけど、グラノーラやヨーグルト、フルーツの切ったのなどを盛りつけてくれる。

9:00 朝食スタート
家族4人揃っていただきます。

9:30 朝食終了、後片づけ
食器まで片づけるのが夫の分担。その間、わたしは下の子の授乳や、上の子の着替えなど。子どもたちのスキンケアのため保湿剤を塗ったり。

10:00 自分の身支度開始
ヒゲを剃ったり、髪を整えたり。夫はここに結構時間がかかるタイプ。

11:00 昼食は何にしようかと考えたり。
主婦の皆さんには共感してもらえるだろうけど、朝ごはんが終わってから昼ごはんの準備を始めるまでのスパンってとても短い。この時間、わたしは掃除していることが多い。

12:00 昼食準備
お昼も夫が準備してくれることが多い。子どもにおにぎりを握ったり、わたしにはうどんやパスタを茹でてくれたり。簡単なものだけれど、毎日準備するのはとても大変だ。ありがたい! 

12:30 昼食スタート
ここも家族4人揃っていただきます。 

13:00 昼食後片づけ

13:30 お出かけ準備
平日、何も予定がなく天気が良ければ、上の子を公園に連れて行くことが多い。ストライダーやボールを持って、電動自転車に子どもを乗せて、自宅から自転車で数分の公園へ。外遊び着に着替えさせ、持ち物を準備し…これがなかなか時間がかかる。

14:00 子どもと公園
長い日は2時間ほども公園遊びに付き合わされることになる。それもなかなか帰りたがらず、冬の寒い間は苦行…。

16:00 帰宅 

16:30 ほっと一息
夕食の事を考えながらちょっと休憩、オヤツタイム。この間わたしは上の子のお昼寝寝かしつけへ。

17:00 夕食の支度スタート
夕食は、夫が準備をすることもあれば、わたしが準備することもある。夕食準備がわたしの場合、夫は子どもの相手をしていることが多い。(絵本を読んだり、身体をダイナミックに使った遊びなど)

18:30 夕食スタート
1日3食、家族揃って食卓を囲めるのはとても幸せな事だと思う。

19:30 夕食の後片づけ
後片づけは夫にお任せ。手が荒れるからと言って、ゴム手袋をつけて皿洗いをしている。同時にお風呂準備。

20:00 お風呂
子どもをお風呂に入れるのは夫の担当。先に夫1人で入浴し、諸々準備を整えてから下の子→上の子の順番でお風呂に入れる。 わたしは下の子の受取とスキンケア、授乳のため、上の子のスキンケアなどは夫にお願いする事になる。ドライヤーや歯磨きも。

21:00 子どもの相手
わたしが入浴している間、子どもの面倒を見ている。上の子と絵本を読んだり、下の子が泣くのをあやしたり。うちの子ども達は宵っぱりなので、この時間には到底寝てくれない…。

22:00 寝かしつけ
この時間になってようやく寝室へ向かってくれる。最近は上の子もすっかりパパの寝かしつけに慣れてくれたらしく、「パパと寝る?ママと寝る?」と聞くと、「パパと寝る!」と答えることが多い。わたしは下の子の寝かしつけなど。

23:30 夫就寝
上の子と一緒に寝落ちしてしまうことも多いが、寝落ちしなかったとしても24:00前には就寝。わたしにはもちろん、夫にも夜勤が待っているので。

27:00 夜勤
下の子はまだまだ2〜3時間おきに起きる。授乳やおむつ交換が必要だ。わたしは23:00頃〜26:00頃までを担当、夫は27:00頃〜明朝6時頃までを担当して、泣いたら起きるようなシフト制を組んでいる。この時はミルクをお願いしているので、飲ませて、オムツを交換して、下の子が眠るまでひたすらユラユラ揺れたりして寝かしつけてもらっている。


ざっと書き起こすとこんな感じ。1日中忙しく家事育児をしている。・・・あれ?わたしめちゃくちゃラクしてない?と思われるかもしれないが、断じてそんなことはない。ここには出てこない家事、例えば洗濯やお風呂掃除などはわたしが担当。もちろん、夫の担当家事でもここに書かれないものは色々ある(ごみ出しとかね)。

家事って本当に多岐に渡り、事の大小あれど膨大な量のタスクがあるのだ。世の中のワンオペのお母さん達はこれを全て一人で担っていると思うと、本当に頭の下がる思い。とにかくめちゃくちゃ忙しい。家事だけでなく、これに乳幼児が付いてくると、1日の中で自分の時間なんてそうそう持てるものでもない。ちょっとゆっくりコーヒーを飲むなんて以ての外、お手洗いに行きたい時に自由に行くことすらままならないほど。

働いている人と、家事育児を担っている人、どっちが大変でラクか、という話をしたいワケではなくて、どちらも大変だし比べるようなものじゃないと思っている。夫も育休を取って、家事育児中心の1日を送るようになり、初めて実感と共に「大変だよね」ということを理解できた、と話していた。

そんなこんなで、子どもが小さくて手のかかる時期に夫が育休を取って、家事育児の一部分を担ってくれるということは妻からすると非常に助かる。物理的に人手が必要だから。産後の体調の安定しない時期に家に居て、出来る限りの家事育児を担うということは、妻と子どもへの一番の愛情表現ではないだろうか。

MacBook Airを買いました

わたしはiPhone6sをこの3年ほど使っている。その前には2年ほどiPhone5sを使っていたので、Appleさんとのおつきあいは、かれこれ5年になるだろうか。iPhoneを購入してからずっとPCもMacにしたいと思って「欲しい!欲しい!」と言い続けてきたけれど…この度、ついに購入しました!MacBook Air!!
購入するにあたり、色々検討したポイントを記しておこうと思う。

まず、何に使うのか
購入するにあたり、夫に相談したら「何に使うの?」と訊かれた。
PCを利用するシーンは主に①ブログを更新する ②撮った写真のバックアップ くらいだろうか。それだけのためにMacBook Air?と言われそうな気もするけれど…やっぱり自分の気に入ったものを使うのは気分が上がるじゃない?

次に、必要な機能は
使う目的が限られているので、そんなに高いスペックもたくさんの機能も必要ない。でも、譲れないポイントが1つ。気軽に持ち運びがしたかった。なぜなら、ハワイに行く際に持って行きたいのだ。
向こうにはひと月滞在する予定。その間にそりゃあ数えきれないほどの枚数写真を撮るだろう。すぐにバックアップをとりたい。グーグルフォトへアップロードしておきたいのだ。
カメラにWi-Fiがついているので、カメラからiPhone経由でアップロードも出来るのだけれど、枚数が多いときにはやっぱりPCがあった方が時間短縮、気軽。というわけで、旅先へも持っていける軽いPCが欲しい。(これまで家で使っていたバイオはやっぱり重くて、持って行く気に到底なれない。)

これらを踏まえて、Apple Storeへ足を運んだ。そこにはMacBookMacBook Airが並んでいる。さて、この違いは?わたしが買うべきはどちらなんだろう。さんざん迷った。

わかったのは、MacBook AirにはSDカードが直接挿しこめるが、MacBookでは別売のオプション品が必要だということ。それからMacBookの方が画面は解像度が高く、写真が美しく見えるということ。一長一短とはまさにこのこと…。
カラーリングはシルバーにしようと思っていたから、シルバー1色しかないMacBook Airでも問題はないけれど、MacBookが1キロをきって途轍もなく軽いのに対し、MacBook Airは1.35kg。そりゃ持ち比べてみたらMacBookが断然軽くて持ち運びしやすそう。

ひたすら悩んで、本格的に購入検討し始めてからひと月くらいは買えなかった。5〜6度はApple Storeへ足を運んでデモ機に触れたし、その場にいるスタッフの方に相談もした。そしてようやく「MacBook Airにする!」と吹っ切れた。

吹っ切れたポイント

  • やっぱりSDカードのスロットがあった方が便利だ。

写真のバックアップをDVDでとろうと思っているので、Apple純正品のUSB SuperDriveは必ず買わなくてはいけないけれど、それに加えてSDカードリーダーも買わなくちゃいけないとなると、これはなかなかの出費。移動の際に付属品も持つのも面倒だし。

うっかり見落としていたけれど、店頭でスタッフの方に言われて気がついた。意外な落とし穴だった。そこまでスペックは求めないと言いつつ、「MacBookの256GBはモバイルと同じくらいの性能です」と言われると…う〜ん、ちょっと。

というわけで、MacBook Air 256GBを購入することにしたのだった。

 

パカっとフタを開くとリンゴがピカッ。これこれ。スタバでよく見るやつね。これもMacBookにはないポイントの1つだそう。とにかくミーハーに、わたしのMacBook Air生活が始まった。

英語が話せるようになりたい

2018年が始まって、もうひと月半が経った。12%くらいが終了したことになるけれど、皆さん、年始にたてた今年の目標の進捗はいかがでしょう?

わたしの2018年の目標の1つに「英語を話せるようになりたい。日常会話が出来るレベル、ドラマを字幕があれば理解できるレベルに」というものがある。今日はその目標の現状の進捗について。

恥ずかしながら、わたしは英語が出来ない。読み書きは大学受験までで止まっている。いや、むしろどんどん退化している。コミュニケーションの方は大学生の時に、CAになりたくて英会話教室に通ったりしたこともあったんだけど…これも最早その時だけで錆びついてしまっている。覚えた単語も化石と化してる。
社会人になってからは、全然、全く、勉強をせずに10余年…TOEICの点数を披露するまでもなく、英語はわたしの頭の中から完全にアンインストールされてしまった。

これまでも毎年のように年始に「英語を話す!」と言い続けてきた。英会話学校の事を調べた(だけの)年もあった。NHKラジオ英会話のテキストを買った(だけの)年もあった。TOEICを受けると言った(だけの)…以下略。
今や英語はわたしの沢山あるコンプレックスコレクションのうちの1つになってしまった。

でも!2018年こそは!だって今年のわたしには"ハワイ生活"が待っている!!
いくらハワイが日本語でも大丈夫だよ!と言われていても、ひと月滞在するのだからどうせなら英語でスムーズに会話して暮らすように過ごしたい。その方が楽しいに決まっている。

動機が明確なので、今までよりも頑張れている。1月半ばから、なんとポッドキャストで英会話教材を聴きだしたのだ!

わたしが聴いているのは主に2つ

これはかの有名な"スピードラーニング"が提供しているポッドキャスト。AdamとMJが毎回さまざまなテーマでトークをしてくれる。

 

英語のそーたとNate先生、2人の英会話の先生が毎回視聴者のリクエストしたお題で即興てディスカッションをしてくれる

 

他にも同様の番組は複数あって「みんな英語コンプレックスなのね…仲間!」と心強く思ったり。あれこれ聴き比べて、その中でも上の2つが良いと思った。聴きやすい声の質やスピード、トーンなどなど。

これを毎朝朝食の時間にひたすら流している。食事が終わって、食器を片付けたり、身支度を整えたり、掃除をする時にもひたすら流している。

もちろん上の子がギャーギャー言いながら遊んでいるので5%くらいしか聴けていなさそうだ。オープニングの音楽で「今回こそは!」と意気込んでも何かとバタバタしているうちにエンディングの音楽だったりする。Hi everyone! Welcome to another episode of " Speak UP Radio♪"冒頭のこの部分だけドンドン聴き取れるようになる。笑 それでも、めげずに流す。

 

夫もそこまで英語が出来るわけではないので、一緒に聴いている。1人で取り組むよりも2人で取り組む方が長く続きそうで心強い。

始めて1か月、わたし達の英語力に変化はあったか…というと、変化はよくわからないけれど、気のせいか何となく聴き取って内容がわかる分量が徐々に増えてきたような。

 

こんな感じなので、話せるようになるのはいつのことやら、だけど、年始にたてた目標に対してちゃんとアクションを起こせているだけでも大きな進歩だ。2018年12%の時点ではまずまずの進捗だと思うことにする。