久々にブログで文章を書きたくなった。

大学生の頃から、HPやブログ、ミクシィ日記、アメブロ、その他諸々…と様々に場所や形を変えて文章を書いてきたけれど、入籍をした2013年前後からネットで発信をすることに徐々に興味を失ってきた自分がいた。

ブログには何を書くべきなのか。自分が外向きに発信することに果たして意味はあるのか。

アクセス数やフォロー数、コメント数を気にしてカウンターを見ることに疲れた。アクセスの上がる話題を選ぶことも、コメントがもらえるような周りに迎合する文章を書くことも嫌になった。
(既に死語になりつつあるけど)「リア充」みたいに、ブログにどこで誰と何を食べたか、今シーズンは何を買ったか、なんてどうでもよくない?と。

何か書きたいと思うのならば、日記でいいじゃない。完全に閉じられた空間で、自分の心の赴くままに、言葉選びにも気を遣わなくていい。そういう結論に至って、当時のブログは更新が途絶えた。

書くこと自体はストレス発散になるし、基本的に記録魔なので、インスタグラムやツイッターはそれぞれテーマを絞り、鍵をかけ、チマチマと続けていたのだけれど、不特定多数の人が見られる状態でまとまった文章を書くのは本当に久しぶり。


どうしてまた、ブログを始めたくなったのか。

子どもが生まれて2年。育休で仕事から離れて2年と少し。その間に、日常生活での優先順位も時間やお金の使い方も大きく変化した。自分の中の「ママ」の割合が大きく膨らんで、「わたし」の割合はもうほんの数パーセント。
当たり前と言えば、当たり前なのかもしれないけれど、でもこれが結構しんどい。ただの「わたし」に戻る、時間と場所がほしかった。
ブログを書こうと思うと、インプットとアウトプット、そして考える時間が必要になるけれど、その時間こそが「わたし」時間なわけで、そんな時間を持ちたいと思ったのが1番大きいかもしれない。


これから先、何を書こうか、どんなテーマのブログにしようかは、正直なところまだ何も考えていない。雑多な、それこそ誰に見せるものでもないような日記になるかもしれない。
でも、久しぶりに「見られている」意識で文章を書くことにちょっとワクワクしてる。